終結プロセス概要

このプロセス整理も最後ですが実はそんなに書くものがないんですわ.

  • 終結プロセス
    • プロジェクト実施結果と成果物の確認
    • 作業の終了とチームの解散
    • プロジェクト経験から得た教訓のまとめ
    • プロジェクトプロセスの結果の反省
    • 最終報告書の作成

終結プロセスでは以下の2点のみが存在します.

  • プロジェクト終結
  • 調達終結

アジェンダ

この記事では以下の流れで説明します.

  • 立つPM跡を濁さず
  • 愚者は経験から学び賢者は歴史から学ぶ
  • 連載企画を終えて

ゴールとしては以下を設定しています.

  • 5つの重要なミッションを理解する
  • プロジェクト

立つPM跡を濁さず

本当に素晴らしいPMは始まりでも経過でもなく必ず終わりに評価されます.
終わり良ければすべて良しとはよく言ったものですがそういうわけではない.
プロジェクトの終わりとは開始から終了までのことを指します.
意味わかんねーよって?
プロジェクトで起こったことはすべて終わりに影響されます.
5つの重要なミッションを解説しましょう.

承認を得よ
プロジェクトが完結したかどうかを判断するのはPMのあなたではありません.
プロジェクトが完結したかどうかを判断するのはステークホルダです.
完結したもしくは見通しがたったなら報告を.
見通しが立たなそうであれば確認と相談を.
これは義務ですしPMとして最大の責任となります.

正しく引き継ぎ譲渡せよ
プロジェクトはあなたのものではありません.
終結したならば迅速に運用チームないしは次の責任者へ引き継がねばなりません.
権限を正しく譲渡し,今まで行ってきた歴史を次へ伝え,
そしてまた次の戦地へと赴くことを美学とするのです.
次の責任者ならびに監督者はその成果物や経緯などから学びPDCAへと繋げるのです.

リソースを解放せよ
プロジェクトがあなたのものでないように
プロジェクトメンバーもあなたのものではありません.
通常そのメンバーは定常業務がありプロジェクトは特殊な業務です.
本来の業務から一時的に借り入れ確保している状態ということを認識しましょう.
リソースである彼らを解放し本来の業務へと戻してあげましょう.

もし新たなプロジェクトへ配属されるのであれば経験を元にメンタリングを行い
フィードバックを伝えその人のキャリアへと繋げてあげましょう.
親身にキャリア相談を行うことでより良い人”財”へと育つでしょう.

会計を済ませよ
会計帳簿を閉じるまで財布の紐は離せません.
請求やコストの分析を行い無駄が発生していないか?正しく経費は使われたか?
必要でないものにまだ支払いは生じていないか?
確実に冷静に確認をしケリをつけましょう.

Project as a Docs
プロジェクトは文書によって引き継がれるべきです.
口伝では小説を読むのと同じようなもので次には生かせず無益です.

  • どんなプロジェクトだったのか?
  • なにがあったのか?
  • どんなやり方をしたのか?
  • なにが成功したのか?
  • なにが失敗したのか?
  • 学んだことはなにか?
  • なにをどのように使ったのか?
  • 改善すべきは?
  • 今後そのプロジェクトまたは他のプロジェクトへ推奨できるものは?

賢者は経験から学び賢者は歴史から学ぶ

愚者は経験から学び賢者は歴史から学ぶ

Otto von Bismarck(1815/4/1 – 1898/7/30)

この言葉はよく誤解を受けがちです.

Fools say they learn from experience; I prefer to learn from the experience of others.
(愚者は自分の経験に学ぶと言う,私はむしろ他人の経験に学ぶのを好む.)
こちらが本来の正しい意味です.

つまり自分自身が経験したものを他の者と共有しアンチパターンを繰り返さない
それこそが真のデザインパターンとも言えるわけです.


連載企画を終えて

全6回の連載を終えてましたがいかがだったでしょうか?
これは私の経験からなるものであり
なおかつ学んだものでもあります.

プロジェクトを起こそうとしている者
プロジェクトに関わる者
プロジェクトをマネジメントしている者

そういった人たちに私の経験が伝われば幸いです.
長くなりましたが以上で連載を終えます.
ありがとうございました.


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